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歯がしみるのはむし歯?それとも知覚過敏?

こんにちは!うえたに歯科です。

歯がしみたり痛むとき、果たしてそれがむし歯なのか知覚過敏なのか心配になったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、むし歯と知覚過敏の違いについてお話していきます。

 

むし歯と知覚過敏は原因が違う

むし歯は、細菌が産出する酸によって歯の表面のエナメル質が溶かされる病気です。一方、知覚過敏は歯ぎしりや歯ブラシによる摩耗、酸しょく症(酸によって歯が溶ける)などによりエナメル質が傷ついて、エナメル質の内側にある象牙質が露出することによって痛みを感じます。また、加齢や歯周病により歯ぐきがさがって歯の根元が露出していることも知覚過敏の原因になります。

 

むし歯と知覚過敏は痛みの種類が違う

むし歯の場合は、歯をたたいた時に響くようなジーンとした痛みが継続的に続きます。月日が経つごとにむし歯が進行すると、痛みも増してきます。それに対し、知覚過敏の痛みが出るのは刺激を受けたときのみです。冷たい風にあたった時、冷たいものを飲んだ時、歯ブラシの毛先が触れた時など、一時的に象牙質を介して神経に刺激が伝わり、痛みが生じます。

 

むし歯と知覚過敏は歯の見た目が違う

むし歯は初期段階のうちは歯の表面が部分的にやや濁ったような白色になりますが、進行とともに小さな穴があいたり黒ずんだりします。知覚過敏の場合は、よほど摩耗や酸しょく症が進んでいない限りはご自身で見た目の変化に気づけないこともあります。ただし、歯の根元が露出していると見た目の違いに気づきやすいかもしれません。

 

むし歯が疑われる場合は早めに受診しましょう

むし歯は放置していても状態が改善することはありません。痛みが出ている状態はむし歯がある程度進行している可能性が高いので、なるべく早めに歯科医院を受診して適切な治療を受けましょう。知覚過敏の場合は、軽度であれば知覚過敏用の歯磨き粉などのセルフケアで改善が期待できるケースもありますが、症状が重くならないうちに歯科医院を受診するようにするとよいでしょう。

 

まとめ

このように、むし歯と知覚過敏には様々な違いがあります。むし歯や歯周病を予防するためには毎日の歯磨きと定期的な歯科の受診がとても大切です。しばらく受診ができていなかった方も、定期検診のご予約はお気軽にお電話ください。

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